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バラ'08-8

  1. 2008/05/06(火) 11:42:06|
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  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
真珠貝のように見えました。

『カクテル』Cocktail
1957年 仏 メイアン作出
EOS40D、タムロンSPAF180mmF3.5Di、ISO200、絞り優先(f3.5 1/1250)、RAW現像

EOS40D、タムロンSPAF180mmF3.5Di、ISO200、絞り優先(f3.5 1/250)、RAW現像

国立新美術館で開催されている『モディリアーニ展』(会期〜6月9日(月))を観ました。
僕のようなモディリアーニ初心者にはお奨めです。
楽しんできました。

率直に言ってこれまでモディリアーニは避けてきました。
あの瞳の描かれていない肖像画が気持ち悪かったんです。
しばらく前にNHKの『迷宮美術館』(この名前で良かったかな?)でモディリアーニ展を取り上げました。
それを見て、瞳の無い目がアフリカの原始的な芸術に基づくものであることを知りました。
由来が分かることによって気持ち悪さが無くなり、むしろ彼に付いての興味が俄然湧いてきました。

実際彼の作品群を見てみると、僕の勝手な思い込みとはまるっきり違っていました。
そこには落ち着いた色で描かれた、穏やかでどことなく寂しげな肖像画がありました。

会場にはいくつかモディリアーニ自身の肖像写真も展示されていたのですが、多くの写真が少々不遜な雰囲気です。
そのギャップに最初は戸惑いましたが、作品を観ているうちにだんだんと彼の気持ちを感じ取ることが出来るようになりました。
会場を回っているうちに、不思議な事に胸が締め付けられるような苦しさと悲しみを感じました。
彼の肖像写真の不遜な雰囲気は、恐らく弱みを見せたくない彼の精一杯のポーズだったのでしょう。
実際の彼はおそらく繊細で傷付きやすく、一人でいる時にはしばしば孤独や不安に苛まれるようなタイプだったのではないでしょうか。
また彼の暖かい人間性も感じました。

展示会の図録を買ってきたので、これからじっくり楽しみたいと思います。
彼のファンのみならず、僕のようにモディリアーニを食わず嫌いしてきた人にぜひ見てもらいたい展覧会です。

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