昨日の記事で紹介したエミリー・ウングワレー展の後で、フジフォトサロンに
前田真三さんとご子息の晃さんの写真展を見に行きました。
特に僕は父上の真三さんの大ファンなので、オマージュを込めて少しばかり自然風景をアップしたいと思います。
今日の作品は、春に地元の八丁湖で撮ったものです。
最近、ブティック社から
『前田真三集 完全版』という写真集が出たので、これも一緒に買ってきました。
写真展を見て、作品集を見て思うのは、やはり真三さんの作品には癒しがあるということです。
最近の風景写真は刺激の強いものが多すぎるような気がします。
もちろん、すべてがそうだと言うつもりはありません。
真三さんの作品を見ると、やはり今の風景写真の基本は彼で完成しているということが分かります。
後に続くものが彼を乗り越えて行きたいと思うのは当然の欲求ですが、どうもそれが最近の風景写真の刺激優先の作品作りに影響しているような気がしてなりません。
辛いものを好んで食べていると、どんどん刺激に鈍感になってしまい、唐辛子を真っ赤になるほどかけないと食べた気にならなくなるのに似ています。
前田真三さんというと、北海道の美瑛の丘の風景を思い浮かべる人が多いと思いますが、彼はそれ以外にもたくさんの風景を撮っています。
本当に何気ないどこにでもある風景や、順光の当たり前の光で撮った作品がたくさんあります。
それが良いんです、ホントに。
まぁ、刺激の強い作品ばかりを見慣れた目には、真三さんの作品はいかにも地味に写るかもしれませんが、まだ真三さんの作品を見たことがない人や、しばらく見ていないという人は、ぜひぜひ彼の作品を見てもらいたいなと思います。