この前の土、日に、皇居の北の丸公園にある東京国立現代美術館に、アンリ・カルティエ=ブレッソン展を見に行きました。
今日、明日は、その話をちょびっとだけ、追記に書きます。
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下の写真は、皇居のお濠です。
水の色と波紋がとても綺麗でした。(^^)
で、カルティエ=ブレッソンの写真展を見に行ったのですが、土曜日は道すがら写真撮影を楽しんでいたら時間がなくなってしまい、結局この日は、田中長徳氏の特別講演を聴くだけにしました。
写真展を見るのは、翌日まわしになりました。(笑)
で、氏の講演会ですが、やっぱりチョートクさんはチョートクさんでしたね。(笑)
カルティエ=ブレッソンの作品の話だと思っていたら、実はブレッソンの使っていた「ライカ」の話がほとんどでした。(笑)
ライカに興味の無いフォトキッドですが、チョートク氏の話は面白かったです。
ほとんど与太話でしたが(ライカ好きの方ごめんなさいm(__)m)、話し言葉の使い方が雑誌と同じなので、初めて聞いた感じがしませんでした。
僕は、ブレッソン氏が使っていたレンズは50ミリだけだと思っていましたが、実は35ミリや90ミリなども使っていたそうですね。
初期の頃の有名な作品、サンラザール駅の裏で水溜りを飛び越えている写真は35ミリで撮ったらしいです。
50ミリとはパースペクティブの付き方が違うそうで、確かに良く見てみれば50ミリより広角っぽい感じはします。
その他にも90ミリを使っていたそうで、風景などではこれで良く切り取りをしていたらしいですね。
翌日、写真展を見てみて、確かにそういう感じがしました。
ある時、撮影依頼を受けた編集部から長玉を預けられことがあったそうですが、数日で「重い」といって送り返してしまったそうです。
木村伊兵衛さんが、ブレッソンの撮影姿を見学した話しなどもしていました。
木村氏曰く、「ブレッソンなんて大したこと無い。あいつは止まっているものしか撮らねぇ(笑)」と言っていたそうです。
確かに一連の作品を見てみると、一部の例外を除いて、ほとんどその通りでした。
街中で動いている人を沢山撮っている木村氏から見れば、そういう感想が出てくるのも、もっともかもしれません。
日本でブレッソン氏といえば「決定的瞬間」ですから、余計その感を強くしたのかもしれません。
それに関連したことでは、チョートク氏の撮影技術が印象的でした。
実を言えば、この日一番印象的だったことはこれかもしれません。
チョートク氏は何度もシャッターを切るマネをしていましたが、それがスゴク素早くて自然なんです。
なるほど気配を消して撮るって、こういうことなんだと思いました。
歩きながらスッとカメラを上げたと思うと、すれ違いざまに横を向いてチャッとシャッターを切り、またスッとカメラを下げてそのまま知らん顔をして通り過ぎてしまいます。
僕の場合、しっかり構えて、被写体の方を向き、構図を隅々まで見て、絞りやシャッタースピード、ピント位置などを確認してからシャッターを切ります。
典型的な風景屋の撮り方です。
よくネットの掲示板などで、撮影の仕方について話しがかみ合っていないのを見かけますが、こういうことだったかと思いました。
でも、チョートク氏は「あっ!」という間です。
正確な時間は分かりませんが、見た感じ、カメラを上げてから下げるまでに1秒は掛かってないような気がします。
ちなみにブレッソン氏もそんな撮り方をしていたようですが、彼は気付かれなければそのまま知らん顔をして通り過ぎ、気付かれたらほんの少し会釈をして通り過ぎて行ったそうです。
ちなみにチョートク氏の場合、撮った相手が追いかけてきた時は、「ダッシュ!」だそうです。(笑)
ライカなんて、あんな化石みたいな道楽カメラのどこがいいんだろうと思っていましたが、そういうことを知って、街中で人物スナップをする人たちが、ライカを愛する気持ちが分かるような気がしました。
もっとも、街中の人物スナップをおまけ程度にしかしないフォトキッドが、ライカを買うことは未来永劫無いとは思いますが。
とにかくライカのいいところは、その音とシャッタータイムラグの少なさだと思いました。
講演会は密室の中ですから、シャッター音が良く聞こえましたが、おそらくあの音は屋外ではほとんど気付かれないと思います。
単に静かと言うだけでなく、その音質がとてもいいのです。
一言で言って、「耳ざわりがいい」のです。
「神経に引っ掛からない」と言ってもいいと思います。
ですから、撮られた人は恐らくその音には全く気が付かないと思います。
かつてオーディオにハマったフォトキッドですから、その辺は良く分かります。
それと、シャッタ−タイムラグ。
全くありませんね。
「押す」=「シャッターが切れる」という感じです。
かつてフォトキッドはそういう議論を聞いても、一眼だってほとんどラグなんて無いじゃないか、と思っていました。
ですが、ああいう撮り方をするとなると、そのわずかなラグが気になると言うのは理解できます。
でも、そのわずかな違いを使いこなせている人がどれだけいるのかな???
恐らくライカファンのほとんどは、シャッターの感触や音に満足してしまっていて、その性能を使いこなすまでに至っている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
ま、それでも、あのシャッターの感触に魅了されてしまった人は、ライカを高価過ぎるとは思わないのかもしれませんね。
もはや機械式の腕時計と同じ世界なのかもしれません。
あ、そうそう、当日聴衆は約150名ほどいましたが、ホントにカメラを持っている人が多かったです。
そのなかでも、ライカを持って来ている人の比率の高さといったら・・・。
スゴイもんでした。^^;
恐らく2割から3割くらいの人が持っていたのではないでしょうか。
カバンの中にしまっている人を合わせたら一体何割くらいいたのか。
あんな高価なカメラを持っている人がこんなに来るなんて、さすがにチョートク氏の講演会だと思いました。
講演のお手伝いをしていた学芸員の方も、挨拶の中でびっくりしていました。
ブレッソン氏の写真展の感想は明日以降に。
チョートクさん、キャラが濃いですね(笑)。
思えば、私が以前愛用してたGR1Sを買ったのもチョートクさんの影響でしたね。
GR1Sは超良かったです。ホントに。
- 2007/07/07(土) 10:10:53 |
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- ar-cana #-
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おお、GR1Sですか!
僕も携帯用のカメラを検討した時、最後まで悩みました。
結局買ったのは、コンタックスT2でしたが、GR1Sもスゴク魅力的でした。
その後、コンパクトデジカメに移行してしまったので、もうGR1Sを買うことは無いと思いますが、スナップをやる人にとってはやはり歴史的名機だったと思います。
- 2007/07/07(土) 23:19:51 |
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- フォトキッド #Ot9oeWbs
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